環境融資評価で「AA」取得「Mizuho Eco Finance」契約締結 デンカ2021年3月29日
デンカは、みずほ銀行と「Mizuho Environmentally Conscious Finance」(Mizuho Eco Finance)の融資契約を締結した。
「Mizuho Eco Finance」は、みずほ銀行が顧客企業の脱炭素社会への移行に向けた取り組みを促進することを目的に、グローバルに信頼性の高い環境認定や評価などを取り入れた環境評価融資商品。みずほ情報総研が開発した環境評価モデルを用いて顧客の取り組みや指数をスコアリングし、5 段階評価(AA, A, B, C,D)の上位2段階の評価を満たした顧客に対してのみ融資を行う。
デンカは2020年、世界が直面する課題に対し社会的責務を果たすため、2050年のカーボンニュートラル実現をめざすことを宣言。製品のトータルライフサイクルまで視野に入れた以下の取り組みを推進している。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明。今後、統合報告書やESG情報サイトなど自社媒体を通じて進捗状況の情報開示を進める。
■カーボンニュートラルに向けた具体的な取り組み
1:クリーンエネルギーの利用拡大や高効率ガスタービン発電の導入
・デンカ全体の電力使用量の約4割を15か所の水力発電設備でまかなう
・新たに16か所目として「新青海川発電所」が稼働開始(2021 年1 月)
・17か所目として「新姫川第六発電所」(黒部川電力)建設中
2:環境貢献製品や環境負荷低減技術
EV 関連製品、CO₂吸収型コンクリートの普及(炭酸化混和材「LEAF」)
3:CCUS の開発と実装展開
・国立研究開発法人産業技術総合研究所と共同研究契約を締結:CO2 回収技術の実装化(2030 年目標)
・回収したCO2 を製品の原料にする再資源化技術も共同開発中
4:ケミカルリサイクル技術
ポリスチレン樹脂のケミカルリサイクル事業化:国内初の実証設備 (2022年度操業を目指す)
5:ポートフォリオ変革(コモディティー事業の再構築)
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