マッスルスーツEvery 「かわさき基準(KIS)認証福祉製品」に認証2021年3月31日
(株)イノフィスが開発・販売する「マッスルスーツEvery(エブリィ)」が「かわさき基準(KIS)認証福祉製品」として認証され、3月24日に認証式が行われた。
認証を受けた折原氏(左)と川崎市の福田紀彦市長
川崎市は、「新たなライフスタイル・ワークスタイルの創造など人の生活全般を豊かにしていくことを通じて、新産業の創造へ導くこと」を目的として、福祉製品のあり方を示した「かわさき基準(KIS)」を独自に設けている。2019年度までに248の製品を認証され、2020年度は20製品が認証された。
認証式後に行われたフォーラム「WELFARE INNOVATION FORUM 2021」のパネルディスカッションでは、同じく認証された(株)Blanketの代表取締役 秋本可愛氏、Mira Robotics(株)の代表取締役CEO 松井健氏とともに、イノフィス代表の折原大吾氏がパネリストとして登壇。「未来の介護」をテーマに2030年に向けて未来の介護はどのように変化していくか、2030年の介護に何を期待するか、などのテーマで話し合った。
内閣府の高齢社会白書によると、2020年から2030年の10年間で65歳以上の高齢者は約100万人増える一方、労働人口は約530万人の減少。今後さらに深刻な労働者不足に陥ることが想定され、パネリストらは、特に「労働力不足が慢性化している介護の現場では、人とテクノロジーの融合は必須」と意見で一致した。
折原氏は「働く人の裾野拡大と定着が大切。たとえばマッスルスーツのような装着型ロボットを使用することで、現在介護職で働いている方がより長く健康に働ける環境づくりにもつながり、また一般に現役を引退するような年齢の方でも働いて社会参加することが可能になる。我々はマッスルスーツがより使いやすく、よりお求め安くする努力を続け、『マッスルスーツを当たり前に使っていただける世の中』を目指したい」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日