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Agrion利用者と協力 ドローン活用サービスの研究開発を開始 ライブリッツ2021年4月5日

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ライブリッツ(株)は4月からドローンによる撮影データを蓄積・利用する農家向けのサービス「One Drone」を開始。農業経営支援アプリ「Agrion」を利用する農家の協力を得てドローンを活用した一次産業向けサービスの研究開発に着手した。

Agrion利用者と協力 ドローン活用サービスの研究開発を開始 ライブリッツ

One Droneは、ドローンで撮影したほ場の画像をアップロードすると自動解析してオルソ画像(電子国土基本図)やNDVI指数マップなどに変換される。画像はGoogleマップ上に一覧表示され、時系列順や圃場別に並べかえて見たり、コメントを付記したりできる。

同社は、Agrion農家が収集するドローンによって取得できるセンシングデータを蓄積・分析するとともに、Agrion農家のアドバイスを得ながら、農業や酪農など一次産業向けのドローンを活用したサービスの研究開発を進める。また、Agrion農家はOne Drone上で変換された画像を利用して作業の振り返りや次の耕作に役立てながら、One Droneの機能や一次産業におけるドローン利用について現場ならではの意見を提供する。

Agrionはスマートフォンやウェブ上で作業履歴の共有やほ場、農薬の管理など生産に関するデータを一元管理。カワサキ機工製の茶園管理機と茶工場生産管理システムを連携させクラウドサーバーで一括管理する「カワサキスマートコネクト」の開発など、IoTを活用し作業の自動記録を進めている。また、ドローンによって取得するデータをAgrionに連携することで、ほ場の状態や生育状況の監視に役立てられ、生産力向上や作業負担削減が実現できる。

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