鹿児島県曽於市で鳥獣害対策等の活動支援が本格始動 リアルグローブ2021年4月13日
(株)リアルグローブは、鹿児島県曽於市が実施する「曽於市地域IoT実装推進事業」の令和2年度事業の完了を発表。同事業は、令和2年度から6年度までの5か年計画で実施を予定しており、令和3年度からドローンやHec-EyeなどのIoT・ICT技術を用いた取り組みの試験運用が本格的に始まる。
曽於市の五位塚剛長(右から2人目)と、事業を実施するリアルグローブと南榮工業のメンバー
同事業は、総務省「地域IoT実装・共同利用推進事業」の補助事業として実施。同社のドローン映像等の遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を曽於市が導入し、ドローンやタブレット端末とHec-Eyeを連携させることで、同社は災害状況や耕作地等の調査業務の効率化を行う。また、赤外線カメラを搭載したドローンを飛行させ、行方不明者の捜索や、有害鳥獣対策への活用も行う。
「Hec-Eye」はリアルグローブが、(一社)EDAC監修のもと開発した、ドローンなどからの取得情報を地図上に集約し共有するプラットフォーム。総務省の「平成27年度補正予算IoTサービス創出支援事業」の採択案件を通じて構築されたリファレンスモデル(成果物)を核として開発された。救急医療・災害対応分野での活動支援や業務効率化を目的として開発され、現在は鳥獣害対策や観光分野等も含めたより広い分野で活用されている。問い合わせはリアルグローブHec-Eye問合窓口(電話)03-6380-9372。(メール)pr@realglobe.jp
Hec-Eyeの活用イメージ
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