収穫量のバラつきを見える化するマッピング機能 オプション提供を開始 ヤンマー2021年5月21日
ヤンマーアグリは7月1日、収穫量センサーとスマートアシストリモートによる位置情報を活用し、ほ場内における収穫量のバラツキを見える化できる「収穫量マッピング」機能を後付けできるオプションの提供を始める。
コンバイン「YH5101A,I」仕様
農地の集約化により、担い手農家1戸当たりの作業面積が拡大する傾向にあり、ほ場間、ほ場内の管理がますます困難になっている。こうした背景から、コンバインの収穫時にほ場内における収穫量のバラツキを可視化する技術が求められている。
「収穫量マッピング後付けオプション」は、収穫しながら収量を測定する収穫量センサーの情報とスマートアシストリモートの位置情報を基に、ほ場ごとに収穫量マップを作成。収穫量のバラツキを把握することができる。マッピング機能は、従来は6/7条刈りコンバイン3機種の仕様設定のみだったオプションによる後付け対応を可能にすることで、4条刈り~7条刈りに加え、普通型コンバインまで幅広く対応する。
また、作成された収穫量マップは、スマートアシストリモート上の「収穫量マップサービスサイト」に集約。収穫量に合わせて色付け表示され、一目で状況が把握できる。表示されるメッシュサイズを、5、10、15、20メートルで選択でき、次年度以降のほ場整備や土づくり、施肥作業に活用できる。
適応作物は、稲・小麦と対応機種によって大麦と大豆にも適応。メーカー希望小売価格は27万5000円(税込)。
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