アグリテックの市場規模 2027年に411億7250万米ドル到達予測2021年5月26日
株式会社グローバルインフォメーションは5月24日、市場調査レポート「アグリテック (Agritech) の世界市場:将来予測 (2027年まで)、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響、種類別・用途別・地域別の分析」(The Insight Partners)を発売した。
アグリテックの市場規模は2019年の74億4270万米ドルから年平均成長率(CAGR)12.1%で成長し、2027年には411億7250万米ドルに達すると予測。市場は、北米、欧州、APAC(アジア太平洋地域)、MEA(中東・アフリカ)、SAM(南米)に分類される。2019年は北米地域が市場を支配。AgWorld、AgBiome、Hortau、AeroFarms、Harvest Automation、Farmers Business Networkなどの企業が、アグリテック関連の技術、システム、ソフトウェアを提供する事業を展開しており、同地域の市場成長を後押ししている。また、米国には数多くの商業用農場や新興企業が存在し、農業技術の普及に役立っている。
新型コロナウイルスのアグリテック市場への影響
新型コロナウイルスは、世界中の農業ビジネスやサプライヤーに影響を与え、多くの地域で新鮮な野菜や果物が不足。アグリテック市場の世界的な成長を妨げている。
高度な農業技術への投資
社会のデジタル化により農家同士のつながりが強まる中、IoTやクラウドなど最先端技術の活用は、農家に先進的な農業エコシステムの導入を促している。アグリテックが提供する機能は、農業バイオテクノロジー、アグリビジネス・マーケットプレイス、バイオエネルギー・バイオマテリアル、農場管理ソフトウェア、センシング・IoT、農場ロボット、機械化・設備、中流技術、新規農業システムなど。また、農業バイオテクノロジー、新しい農業・農場管理システム、センシング・IoT製品など投資対象として魅力的な農業技術となっており、関連新興企業の急増も、各方面からの投資を集める要因となっている。
重要な記事
最新の記事
-
深刻な「米」問題【小松泰信・地方の眼力】2025年1月15日
-
食品産業の海外展開と訪日旅行者の食消費を新たな柱に2025年1月15日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第105回2025年1月15日
-
グルテンフリー、豊富な食物繊維が取れる低GI米粉パン「WE米蒸しパン」新発売 JA北大阪2025年1月15日
-
岩手三陸地域の商品を全国へ「JAおおふなと」送料負担なしキャンペーン実施中 JAタウン2025年1月15日
-
栄養たっぷり和歌山の冬採れ野菜「和歌山フェア」17日から開催 JA全農2025年1月15日
-
くしまアオイファームと協業 冷凍自販機を活用したさつまいも商品を販売 JA三井リース2025年1月15日
-
LINEでカンタン応募「栃木のいちごで愛を伝えようキャンペーン」実施 JA全農とちぎ2025年1月15日
-
「いちごフェア」産地直送通販サイト「JAタウン」で開催2025年1月15日
-
「JAアクセラレーター第7期」募集開始 あぐラボ2025年1月15日
-
役員人事および人事異動(2月26日付) 北興化学工業2025年1月15日
-
精神障害者の自立と活躍へ 農福連携で新たなモデル提供 ゼネラルパートナーズ2025年1月15日
-
全国の児童館・保育園へなわとび・長なわ寄贈 こくみん共済 coop〈全労済〉2025年1月15日
-
宮城県農業高校がグランプリ 第12回「高校生ビジネスプラン・グランプリ」開催 日本公庫2025年1月15日
-
「幻の卵屋さん」川崎、田町に初出店 日本たまごかけごはん研究所2025年1月15日
-
「これからの協働による森林づくりを考える」シンポジウム開催 森づくりフォーラム2025年1月15日
-
インドの農業機械製造会社CLAAS Indiaの買収が完了 ヤンマー2025年1月15日
-
利用者との協同で誕生20年「餃子にしよう!」利用感謝キャンペーン パルシステム2025年1月15日
-
原発事故被災者応援金報告会 組合員募金を活用した3団体が報告 パルシステム連合会2025年1月15日
-
紀州産南高梅の濃厚なおいしさ「技のこだ割り 濃厚梅だれ」期間限定発売 亀田製菓2025年1月15日