「マッスルスーツ」累計出荷台数が2万台を突破 イノフィス2021年5月27日
株式会社イノフィス(東京都新宿区)が開発・販売するマッスルスーツのシリーズ累計出荷台数が、4月末時点で国内外合わせて2万台を突破。同社調べで、人工筋肉をアクチュエーターとした外骨格型アシストスーツでは、世界一の出荷台数となる。
マッスルスーツEvery
「マッスルスーツ」は、電力を使わず、空気圧で稼働する人工筋肉のはたらきで動作を補助する、装着型アシストスーツ。人を抱え上げる、重い物を持ち上げる、中腰姿勢を保つなど作業時に腰の負担を低減する効果を発揮し、労働環境改善や人手不足対策に貢献している。2014年から「腰補助用マッスルスーツ」の販売を始め、2019年11月には、より軽量化と量産化を実現し既存モデルの1/3以下となる14万9600円(税込)の「マッスルスーツ Every(エブリィ)」を発売した。
「マッスルスーツEvery 」は、ニーズの高かった介護需要だけでなく、農業領域でニーズに合わせた販促活動を展開。コロナ禍でも堅調に出荷台数を増やし、2万台突破の原動力となった。2020年から本格始動した海外展開でも、アジアとEU諸国への販売網を重点的に開拓している。
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