操作性が向上 うね立て専用機「YK110SR」をマイナーチェンジ ヤンマー2021年5月27日
ヤンマーアグリ株式会社(岡山県岡山市)は6月1日、すばやくうねが立ちあがるうね立て専用機「YK110SR」をマイナーチェンジして発売する。
うね立て専用機「YK110SR」
農家の高齢化が進み機械操作の軽労化が求められる中、エンジン始動時の負担を軽減するため、「うね立て専用機 YK110SR」は、キースイッチを回して簡単にエンジンがかけられるセルスタータ式を採用した。リコイルロープを引く大きな動作が必要なく、作業中断後も姿勢を崩さずにスムーズに再開。納屋や搬送時に積み込んだトラックの上など、限られたスペースでもスムーズにエンジンを始動できる。
キースイッチを回して簡単にエンジン始動
また、「かるがるリフトペダル」を足で踏むと、走行が停止してロータリーの爪が逆回転し、作業機がゆっくりと土から浮き上がる。作業機が土に食い込んで重たい状態になるうね端の旋回時も、ハンドルを力いっぱい押し下げることなく楽に旋回できる。ペダルサイズは従来より5センチアップしたことで、ペダルが踏みやすくなった。
さらに、うね立て開始時に手元の「クイックうね立てレバー」を「入」位置にし、整形器の角度をつけて土に食い込ませることで、すばやくうねが立ち上がる。また、「かるがるリフトペダル」を踏んで作業機を浮かせることで、整形器の角度を元に戻し通常作業へ簡単に切り替えられる。
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