ロボットピースピッキングシステム「RightPick」新モデルを発売 オカムラ2021年5月31日
株式会社オカムラ(神奈川県横浜市)は、物流施設で商品のピッキングを行うロボットピースピッキングシステム「RightPick(TM)(ライトピック)」をリニューアルし6月から発売する。
新モデル「RightPick」のインテリジェントグリッパー
同社は、2020年1月に「RightPick」の開発・製造元であるRightHand Robotics.inc(米マサチューセッツ州)とパートナー契約を結び、同2月から「RightPick」を販売している。
「RightPick」は、物流施設の作業者や物流システム機器と連携して商品をピッキングするロボットピースピッキングシステムで、スマートなグリッパー、先進的なコンピュータービジョン、制御ソフト、機械学習により高い信頼性の自動化を実現する。
第三世代となる新モデルはプロセッサーの処理速度の向上により、従来モデルより20%高速になり、1時間あたり1200個のピック能力を実現。また、幅広いアイテムを取り扱うことができる。真空吸着カップと3本の指を組み合わせた独自形状のグリッパーは、ロボットアームが高速で動作しても商品を安定的につかむことができ、果物などやわらかく変形するものや異形物も迅速かつ丁寧に取り扱うことができる。
さらに、新世代の「RightPick AIソフトウエア」により、初めて取り扱う商品でもマスター登録なしでピッキングが可能。商品を認識し、動作計画、ピッキングの実行、学習を自ら繰り返す。世界中から集められた膨大なピッキングデータを分析、機械学習モデルを定期的バージョンアップすることで、処理能力、精度が向上していく。新しくなった「RightPickコントロールセンター」により、運用性・メンテナンス性も改善されている。
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