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植物を元気にする『鉄力シリーズ』――梅雨時に効果抜群 愛知製鋼2021年6月1日

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特殊鋼を扱う鉄鋼メーカーの愛知製鋼株式会社(愛知県東海市)は、“鉄の可能性”について追及してきました。そんな中で開発されたのが、植物用の2価鉄供給材、『鉄力シリーズ』です。この記事ではなぜ植物に鉄が必要なのか、どういったときに鉄が欠乏しがちなのか、『鉄力』がなぜ植物にとって良いのかをご紹介します。

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■鉄は葉緑素生成に不可欠

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植物の育成には17種類の栄養素が必要です。主要3大栄養素の「窒素、リン酸、カリ」に加えて、カルシウム(石灰)、マグネシウム(苦土)などを「多量要素」と呼びます。これらは植物の体を作る大事な養分です。一方、鉄やマンガン、ホウ素などは植物の中にわずかしか存在していません。これらは「微量要素」と呼ばれています。「微量」の要素といえども、それがなければ植物は生育できません。これらの栄養素が一つでも足りなければ、そこで生育はストップしてしまいます。図1のようなタルの絵によく例えられるのですが、植物の成長にはバランスの良い施肥が求められます。

鉄は、葉緑素を作るために必要とされる養分です。鉄がないと葉緑素を作ることができず、葉は白くなってしまい、光合成を行うことができなくなります。健全な緑の植物には、鉄が必要不可欠です。

■植物は「2価鉄」に変換して吸収

本来、鉄は土壌中にたくさん存在します。土壌成分のおよそ3~4%が鉄です。しかし、土中の鉄は、植物が吸収しにくい形で存在しています。その原因を作るのはおもに酸素とリン酸です。これらと鉄が結びつくことで、土中の鉄は「溶けにくい鉄」=「植物が吸収にしにくい鉄」になっています。亜鉛やマンガンなど、他のミネラルと比較しても、鉄は圧倒的に水に溶けにくい性質を持っていることも、植物が土の中の鉄を吸収しにくくしている要因となっています。

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一般的な双子葉類は、この「溶けにくい鉄」をなんとか吸収しようと進化してきました。根から有機酸を分泌し、鉄を溶かそうとします。しかし溶けてきた鉄は「3価鉄」といって、まだ植物が吸収することができない形のままです。そこで、植物はさらに自身の酵素の力を使って、「2価鉄」に変換します。そこでやっと、植物の細胞の中に「鉄」を取り込むことができるのです。

■低温・低日照時に効果大『鉄力シリーズ』

天候も安定し、植物が元気に生育している場合は問題ありませんが、低温・低日照などの気象条件が悪い時には、酵素の力がうまく働かずに「2価鉄」を作ることができません。そうなると、鉄欠乏の症状が出てしまうことがあります。

植物が鉄を吸収したくてもできない時に活躍するのが"2価鉄資材"の『鉄力シリーズ』です。低温・低日照などで植物が酵素の力を発揮できない時にも、鉄分を吸収することを可能にした資材です。冬場や、春先の寒の戻り、梅雨時に葉の色が淡くなってしまったときに使用すると、葉色が改善することが全国各地で確認されています。また、葉の色が薄くなっていなくても、定植時の活着や、トマト、キュウリ、イチゴなどの成り物野菜・くだものの「成り疲れの軽減」にも効果があり、収穫量の増加も期待できます。

今回の記事では忘れがちな栄養素である鉄について書かせていただきました。

これから梅雨の時期をむかえ、日照量が減り、植物の生きる力が弱っていくことが考えられます。天候に負けず、元気な植物を育てるために、是非とも『鉄力シリーズ』を一度お試しください。

【『鉄力シリーズ』のお問い合わせ先】
愛知製鋼株式会社
住所 愛知県東海市荒尾町ワノ割1番地
電話 0120-603-937
FAX 052-603-1862

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