基本性能が高い新トラクタ「TM7」シリーズが発売 井関農機2021年6月10日
井関農機は、基本性能の高いトラクタのTMシリーズにデザイン、機能を一新し、装備を充実した新モデル「TM177(17PS)」と「TM197(19PS)」を6月に発売した。
TM7シリーズの「TM197KXA3V」
農地の拡大と集約化が進み、トラクタの全体の需要が減少する中、50馬力帯を中心に高馬力トラクタの需要割合が増える一方、20馬力未満は依然として全体の15%を超える需要がある。2013年に発売した基本性能の高さで評価の高い「TM5」シリーズとともに展開する「TM7」シリーズは、安心機能を搭載し、外装を一新した。
新デザインは、フロントグリルのデザインを一新。外装カラーは高級感あるオーシャンブルーを採用し内装はブラックのカラーリングとした。3気筒1123ccエンジンで粘り強く余裕をもって作業できる。
機能としては、前進後進の切替が手元で行え、シンクロメッシュ機構によりスムーズな切替が可能。また、ロータリが着地時ゆっくりと降りるため、すき込み始めのショックが少なく、スムーズな作業が可能なデセラ機構を装備した。標準装備のコントロールレバーは、作業機の高さを任意の高さに調整しやすく、作業機の上げ高さを規制できるストッパも装備している。
また、パワステとオートロータリは標準装備。耕うんの深さは耕深コントロールレバーで簡単に調整できる。さらに、X型では旋回時に前輪が増速し、小回りが出来る「スーパーフルターン」や、耕うん作業の精度向上する自動水平制御、ハンドル手元のレバーで作業機の上昇下降の操作がワンタッチで行えフィンガップレバーやワンタッチ作業切替ダイヤルが装備されている。
安心・安全性能としては、片ブレーキ誤操作警告装置、点検が容易なオープンボンネットや、追突事故防止に役立つ低速車マークの標準装備、LEDヘッドライトを装備した。販売目標台数は、年間600台。希望小売価格は、 141万3500円~197万4500円(税込)。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日
-
【役員人事】カインズ(4月21日付)2025年4月22日
-
「森林×ACT(アクト)チャレンジ2025」募集開始 林野庁2025年4月22日
-
長年にわたる知財制度の活用と地域貢献で産業財産権制度140周年記念「内閣総理大臣感謝状」 サタケ2025年4月22日
-
本が地域の架け橋に 情報誌『のんびる』5・6月号注文受付開始 パルシステム2025年4月22日
-
能登の稲作再生へ43人派遣 草刈りや田植えなど支援 パルシステム連合会2025年4月22日
-
東急不動産と自然電力 営農型太陽光発電事業の新会社を設立2025年4月22日