ヰセキ業務用システム炊飯機「AR5シリーズ」がモデルチェンジ2021年6月11日
井関農機は、全国の外食産業など様々な厨房現場に導入されている業務用炊飯器をリニューアル。米の計量、洗米、水加減、炊飯の工程を自動で行うシステム炊飯機をモデルチェンジし、新機能・新装備を採り入れ、デザインを一新した「AR5シリーズ」を投入する。
AR455(1釜仕様)(左)、AR555(2釜仕様)
近年、中食・外食産業では人手不足の解消と人件費削減が課題となる中、同社は時間短縮や節水に貢献する機能を装備したシステム炊飯機を提供。このほどさらなるニーズに対応するため、外観デザインを一新し、衛生・安全面に配慮した機能を追加した新型モデルを発売する。
新型モデルは、ステンレス製外装で、様々な厨房機器とマッチする洗練されたデザインに生まれ変わった。操作部には、誰でも簡単に扱えるタッチパネル式の大型カラーモニターを採用。おかゆ炊飯もワンタッチで切り替えられるため、高齢者施設や医療施設でも使用できる。また、外国人スタッフにも使えるよう、英語表示にも対応している。
洗米方式は、独自の「気泡洗米」を採用。気泡を発生させながら撹拌することで優しく洗米し、お米のうまみを最大限に引き出す。また、水量を計測しながら水加減する節水型。給水は下給水方式&流量センサ計測方式を採用し、清掃回数の削減にもつながる。
洗米工程の終了後は、炊飯機の蓋が自動で開閉し、洗米タンクから白米と水を投下。直接、手で触れることなくより衛生的になった。また、洗米終了後は洗米タンク内に空気を流入させる機能により短時間で乾燥できる。
日常的なメンテナンスは、工具を使わず各部の着脱が可能な箇所を増やしたことでより簡単に。複数のシステム炊飯機の運転状態や炊飯設定などの状況を1つのパソコンで集中管理できる。また、過去の稼働情報はCSVファイルにデータ化することが可能。さらに、システム炊飯機内の白米が少なくなった時は、重い米袋を持ち上げることなく自動で白米を供給できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日