タネが見える店頭POP「タネミエール」販売店向けに提供開始 サカタのタネ2021年6月18日
サカタのタネは本物のタネが見える店頭POP「タネミエール」を開発し、販売店へ無償提供を開始。売り場でタネそのものを見ることができ、よりタネに興味を持つきっかけになることをめざす。
「実咲 シリーズ ダイコン」のタネが見られる「タネミエール」
対象商品は実咲シリーズのダイコン「冬自慢」と「強力大根(秋相撲)」の2種類。いずれかを販売しているホームセンターや種苗店、園芸店などを対象に、希望する店舗に数量限定で無償提供する。
通常、趣味家向けに販売されるタネは、青果や花などタネが生長した姿の写真が大きく掲載されている袋(絵袋)に入れて販売される。購入者はそのイメージ写真から育った姿を想像して商品を選ぶが、実際に入っているタネについては多くの場合、袋を開けるまで見ることができない。
同社は種苗メーカーとして、タネを見て、タネに興味を持ち、より詳しく知ってもらいたいという思いがあり、実際にタネの現物を見ることができる売り場は全国的にも少ない。同社の担当者が、「タネミエール」のサンプル品をホームセンターのバイヤーや園芸店の担当者などに提案すると「ありそうでなかった」「何だか見てしまう」「特に子どもたちに見てほしい」などと好評だったという。問い合わせは、サカタのタネ・野菜統括部(電話)045‐945‐8802へ。
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