台湾向け乗用8条田植機 「PRJ8シリーズ」新発売 井関農機2021年6月22日
井関農機は、台湾のプロ生産者に向けて高能率・高精度な田植えを実現する「乗用8条田植機 PRJ8シリーズ」を6月から発売する。
台湾で発売される「PRJ8DLE12」
請負業者による米の植付け作業が主な台湾市場では、高能率・高精度な田植機が求められている。現地から要望の高い先端機能も搭載した自動旋回機能を持つ高性能の乗用8条田植機「PRJ8シリーズ」を投入する。
デザインは、一目でヰセキの田植機と印象付けられるよう先進的で高能率なイメージに一新。ボンネットにはLEDヘッドランプ&シルバーメタルグリル&Taiwanオーナメントを採用し、さらに前輪カラーホイールキャップを装備して高級感を演出した。フロア部は従来より広く、座席下のカバーの段差を少なくしたフラットなステップを採用。苗や肥料補給の導線を意識した設計で動きやすい。
新機能として、デファレンシャルGPS制御で、GPS(GNSS)の測位情報を活用し、植付け「直進作業」・「旋回作業」のハンドル操作を田植機が自動でアシスト。あぜが近づくと警告音で知らせ、オペレータが操作しなければ自動停止する。万一機体があぜに乗り上げた場合、前後左右8度以上傾くと自動的にエンジンが停止する安全機構も装備している。このほか、晴天でも見やすいカラー液晶マルチモニタや、植付け中でも自在に減肥ができる「ワンタッチ減肥」機能を設置。メンテナンス性と耐久性も向上している。
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