1分で装着できるアシストスーツ「e.z.UP」リニューアル 腕と腰を同時に補助2021年6月30日
ワークウェア専門メーカーの株式会社Asahicho(広島県府中市)は7月1日、約1分で簡単に装着でき、農作業の現場などで腕と腰を補助するアシストスーツ「e.z.UP(イージーアップ)EZ102」を発売する。
腕も腰も補助できるアシストスーツ「e.z.UP EZ102」
同製品は、バッテリーやモーターを使わないアシストスーツで、持ち上げ動作時に腕と腰を同時に補助。持ち上げ時に腕と腰の筋肉に対し20~30%の負荷を軽減し、作業負担を軽減する。約1分で装着でき、約740グラムと軽量・コンパクト。作業服の上に着けても違和感なく通常の作業ができ、狭い場所や、湿度の高い場所、ホコリの多い場所でも使える。家庭の洗濯機で洗えて、衛生的に着用できると好評のアシストスーツの改良型で、物流現場、建設現場、製造現場、農作業、介護作業などさまざまな場面で利用できる。
普段の作業着に着用可能
同社は、これまで時代のニーズに合わせた様々なワークウェアを開発。ワークウェアのユーザーの負担を軽減するため、早稲田大学理工学術院の田中英一郎教授の研究グループと3年間の共同研究を行い、2019年1月に作業労働者の腕や腰の負担を軽減するアシストスーツ「イージーアップ」を開発・販売している。新製品「e.z.UP EZ102」は、ユーザーの意見やアドバイスを反映し、改良した。
「e.z.UP EZ102」は、腕と腰を同時に補助し、腰やひざを曲げると腕が連動して自然に持ち上がり、補助力は無段階にワンタッチ調節できる。フレームを持たない構造でナナメに体を動かすことが可能。特殊機能によりベルトの補助力を上下左右に分散・吸収するため、腰をひねるなど左右非対称な動作にも柔軟に対応し補助力を維持する。 S、L、XLの3サイズ展開で4万4000円(税込)。
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