体験農園や農業スクールを運営するマイファームに資本参加 ニチリウ永瀬2021年7月1日
西日本最大の園芸・農業専門商社、株式会社ニチリウ永瀬(福岡市博多区)は6月30日、体験農園や農業スクールを運営する株式会社マイファーム(京都府京都市)の株式を取得したことを発表した。
マイファームは、週末など空いた時間を使い、誰でも気軽に野菜づくりを楽しむことができる体験農園「マイファーム」を全国100か所以上に展開。また、農業スクール「アグリイノベーション大学校」を運営し、仕事を続けながら週末に農業を学びたい人へ向けて、農業の技術や経営に関しての知識・理解を深める学びのプログラムを提供している。
「新しい種を植えよう。」を合言葉に、持続可能な社会と人々の暮らしを豊かにする商品・サービスの提供をめざすニチリウ永瀬は、農業に関心を持ってもらうことで、自産自消できる社会の実現をめざすマイファームと方向が一致していることや、連携により事業シナジーを生み出せると判断し、資本参加を決めた。
今後、農業人口は担い手の高齢化により大幅な減少が予想され、労働力不足やノウハウの継承などの課題が深刻化する中、ニチリウ永瀬は、マイファームと、農業人口の拡大や持続可能な農業の実現をめざす。また、ニチリウ永瀬グループの従業員をマイファームが運営する農業スクール「アグリイノベーション大学校」に講師として派遣するなど、事業領域を拡大し、互いが有するネットワークを駆使して協業を進める。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日