獣害対策に 大容量ソーラーパネル搭載「電牧器S500」新発売 未来のアグリ2021年7月2日
鳥獣害対策製品、農業ハウスなどを製造・施工・販売する未来のアグリ株式会社(北海道札幌市)は、獣害対策に役立つソーラーパネル・バッテリー一体型のセンサー付き「電牧器 S500センサー(10W)」の販売を開始した。
電牧器S500(10W)・電気柵 設置の様子
鳥獣害対策として、田畑の周りに電気柵を適切に設置することは、野生動物の侵入を防ぎ、再び田畑に近寄らせないようにする有効な手段で、その電気柵用の電源装置が「電牧器」。厳格な国際基準に基づいたパルス電流を発生させ、人体に対し安全なもので、動物の侵入意欲を削ぐには十分な電気ショックを与えることができる。
適切な電気柵には、漏電状態でも4000V以上の電圧をキープしなければならないが、新発売の電牧器「S500(10W)」は、コンパクトなバッテリーとソーラーの一体型でありながら500Ωの酷い漏電状態でも4000V以上を維持する十分なパワーがある。また、ソーラーパネルは従来の約2倍の出力があり、曇天続きでも利用できる。
同社は、土木・建築資材及び各種不織布を製造・販売する前田工繊株式会社(東京都港区)のグループ会社。前田工繊グループの農業部門として立ち上げられ、日本の農業の未来のために役立つため、酪農・畜産関連事業、ハウス事業、獣害対策事業、フェンス事業(太陽光施設用他)を展開している。製品の問い合わせは、未来のアグリ札幌本社(電話)011-711-6136、福島本社(電話)024-531-2711、大阪営業所(電話)06-6222-8766へ。
電気柵のしくみ
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