GPECに出展 野菜の新品種、環境制御システムを紹介 サカタのタネ2021年7月14日
サカタのタネは、7月16日までAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催中の「施設園芸・植物工場展2021」(GPEC)に出展。大玉トマト品種や環境制御システム「Arsprout(アルスプラウト)」などを紹介している。
GPECは、施設園芸・植物工場に特化した日本で唯一の展示会で、今年で6回目。サカタのタネの出展ブースでは、「王様トマト」の現在から未来の共有をテーマに、不安定な気候の中でも安定出荷や高品質を実現する「王様トマト」シリーズの「かれん」など主力品種を紹介。また、生産安定、高品質な青果など、生産、流通へのメリット、加工業務への展開など、各所で力を発揮する「王様トマト」の可能性について紹介している。
また、「あなたに寄り添う環境制御システム~Arsprout~」をテーマに紹介している環境制御システム「Arsprout(アルスプラウト)」は、DIY型で生産者の実情に合わせた制御を実現し、生産者の省力化に貢献。新ソフトウェア「ArsproutPi」などもリリースし、より使いやすくなった。同展示会では「Arsprout」を活用した「トマト夏秋産地の土壌病害対策事例」や「試験場や産地と実現した養液栽培時の水管理・環境負荷解決方法」など、「Arsprout」が実現できる課題解決方法も提案している。
なお、16日は、午前11時30分から、「キュウリの次世代品種と環境制御」について、同社掛川総合研究センターの社員が講演する。
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