科学博にロボットトラクターを展示 農作業の自動化技術を紹介 ヤンマーアグリ2021年7月15日
ヤンマーホールディングス(株)のグループ会社であるヤンマーアグリ(株)は、7月15日~28日まで東京スカイツリータウンで開催される「Society 5.0 科学博」で、無人での自動作業を実現した「ロボットトラクター」を展示している。
ヤンマーアグリが展示している自動運転トラクター「YT5113A」
このイベントには、約50の企業・大学・団体が参加。期間中は宇宙、海洋、モビリティ、医療、製造、農業、防災、エネルギーなどの分野で、計200点以上の最先端科学技術や最新の研究成果を発信している。
ヤンマーアグリでは、ICT技術を活用して農作業の省力・省人化、効率化を実現する自動運転トラクター「YT5113A」を展示。
このトラクターは、作業内容やオペレーターに応じて設定可能な「直進モード」と「オートモード」の2つの自動運転モードを備えており、タブレット操作と高精度な位置情報による作業性の向上などを可能としている。さらに、既存のトラクター「YTシリーズ」を改装することで、オートトラクターやロボットトラクター仕様にアップグレードすることができる。
同社では、農地の集約で経営の大規模化や就農者減少・高齢化による人手不足の課題を抱える農業分野で、ICTを活用した作業の効率化、栽培ノウハウの見える化に取り組んでいる。担当者は同イベントを通じて、「農業の未来に向けた自動化技術を来場者に紹介していきたい」と話した。
【開催概要】
○開催場所 東京スカイツリータウン
○開催日時 7月15日~28日(一部展示物は9月5日まで公開予定)
○入場料 無料 サブ展示の「東京スカイツリー天望回廊」への入場には別途チケット購入が必要
○言語 日本語、英語、中国語、スペイン語、フランス語、アラビア語に対応
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日