光選別機「SLASH」のラインアップを拡充 昇降機付き単座タイプを新発売 サタケ2021年7月16日
サタケは7月15日、米穀店や小規模精米工場、ライスセンター向けの光選別機の新商品「SLASH」(昇降機付き単座タイプ)を発売した。
ライスセンター向けの光選別機「SLASH」
光選別機は、米などの穀物原料の中から着色物・異物など不良品を圧縮空気で除去する装置。新発売の昇降機付き単座タイプ光選別機「SLASH(型式VQS-01AM)」は、2020年9月に発売した光選別機「SLASH(型式VQS-01BM)」をベースに、昇降機などの搬送装置を標準装備したオールインワンタイプで、単体で選別処理ができる。
処理能力は、白米で最大1時間あたり2.9トン。不良品の再選別による歩留まり向上を可能とするほか、昇降機の下部にエア残留除去装置を内蔵し、原料ロット切替時のコンタミネーション(異物混入)を防止する。また、巻き添えを低減し高い歩留まりを実現する超高速応答ピエゾバルブ、可視光と2波長の近赤外線で不良品を高精度に検出する光学部のほか、異物の重さに合わせた圧縮空気噴射の制御など多くの技術・機能により、高い選別性能と歩留まりを実現している。
サタケ独自の自動検量線作成システム「サタケ・スマート・センシティビティ」を搭載し、難しい選別設定が簡単に行え、別途オプション部品を使えば、大麦や雑穀など米以外の原料にも1台で対応する。「SLASH(VQS-01AM)」のメーカー希望小売価格は、869万円(税込)。初年販売目標は、100台。
光学部イメージ図
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日