労働軽減アシストスーツ「ダーウィン ハコベルデ」量産開始 ダイヤ工業2021年7月20日
医療用品メーカーのダイヤ工業株式会社(岡山市)は7月、受注生産を行っていた労働軽減アシストスーツ「DARWING Hakobelude(ダーウィンハコベルデ)」の量産販売を開始した。
電力不要で屋外での作業で心配な突然の雨にも安心
「ダーウィンハコベルデ」は、衣服のように身に着けられ、労働現場で腰への負担を感じる人の運ぶ動作を助ける労働軽減アシストスーツ。同社は、これまで研究開発してきた空気圧人工筋肉の技術を使い改善を重ね、軽くて装着簡単で機能的な「ダーウィンハコベルデ」を開発した。ネーミングのHakobeludeは、岡山弁の「運べるでぇ!」に由来している。
同製品は、リュックサックを背負うように装着。背面には、肩から腰と脇から腰にかけて特殊高反発ゴムを配置。また、大腿部にかけて配置した特殊高反発ゴムと人工筋肉により、自然と上半身を起こすようにアシストされ、重い荷物などを持ちあげる際に背中から大腿部にかけて筋肉を補助する。人工筋肉は、空気を送り込むことで人の筋肉と同じように収縮しパワーを発揮。その作用で中腰姿勢を維持するときに使う背面の筋肉を助ける。長時間中腰姿勢で作業する場合などに長時間の姿勢保持がラクになるよう設計されている。
装着したまま農機を運転可能
総重量は約800グラム。同社が長年培ってきたサポーターの技術を応用し、まるで衣服のように軽く、柔軟なアシストスーツを実現した。薄型設計で、狭い場所でも製品を装着したまま後方への回旋動作や、フォークリフト乗降、椅子に座るなど、作業中の複合的な動きをほとんど妨げない。
また、空気の力を使うため充電不要で、稼働時間を気にせず使える。電力を使わないため突然の雨でも使用可能。屋外、屋内問わず様々な環境での活用できる。1着8万5800円(税込)。
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