根こぶ病・萎黄病・白さび病に強い小カブ「なつばな」新発売 タキイ種苗2021年8月3日
タキイ種苗は、根こぶ病・萎黄病・白さび病に強い良質の小カブの2021年度新品種「なつばな」の種子を発売する。
割れが少ない小カブ「なつばな」
小カブは各地域で周年栽培されているが、近年の夏秋栽培では猛暑や長雨、集中豪雨による過湿環境など天候不順で栽培中の裂根や収穫時のひび割れ、萎黄病や白さび病などの病気が発生。品質の低下が問題になっており、生産現場では良質で安定的に栽培できる複合耐病性品種が求められている。同社は、割れにくい特長を維持しながら肥大性がよく、根こぶ病、萎黄病、白さび病に強い品種として「なつばな」を育成した。
「なつばな」は、白くつやがあり、豊円形の玉で肥大性にすぐれている。在圃性にもすぐれ、多少収穫が遅れても横に肥大しにくく、出荷規格内に収まる。また、高温時に発生しやすい裂根や、収穫・洗浄時におけるひび割れも相対的に少なく、秀品率が高い。
小カブ生産で問題となる根こぶ病、萎黄病、白さび病に耐病性をもち、高温時の栽培でも変形・ス入りなどの発生が少なく、尻のまとまりがよく栽培できる。また、肉質はやわらかく緻密で甘みがあり、サラダなどの生食に適している。1袋 (2.7ML)468円、20MLは2420円、1DLパックは1万780円。いずれも税込。
適期表
重要な記事
最新の記事
-
花業界の年末商戦は松市(まついち)からスタート【花づくりの現場から 宇田明】第48回2024年11月28日
-
ボトル小型化でGHG排出量3割削減 ゼロボードとの協業でCFP算定 バイエルクロップサイエンス2024年11月28日
-
リジェネラティブ農業を推進 25年に他社との共創プロジェクト バイエルクロップサイエンス2024年11月28日
-
続・どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第318回2024年11月28日
-
【TAC部門】優秀賞 一流の経営者に俺はなる JAしまね 大國満瑠氏2024年11月28日
-
【TAC部門】全農会長賞 「京おくら」産地化へ~ゼロからのスタート JA京都中央 佐藤聖也氏2024年11月28日
-
「古川モデル」子実トウモロコシから水田輪作へ JA古川、3年間の実証実験総括 農研機構東北農業研究センターの篠遠善哉主任研究員2024年11月28日
-
鳥インフル 米ノースダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月28日
-
毎週の各国との電話会議・閣僚会合の現地での反対運動【近藤康男・TPPから見える風景】2024年11月28日
-
三島伝統のたくあん漬けや大根料理を堪能「三嶋大根祭り」開催 JAふじ伊豆2024年11月28日
-
9年連続の就任 コリラックマ「とちぎのいちご大使」に任命 JA全農とちぎ2024年11月28日
-
「ちょっといい日に和牛を食べようキャンペーン」開催 JAタウン2024年11月28日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2024年11月28日
-
農薬登録変更 殺菌剤「日曹ストロビーフロアブル」 日本曹達2024年11月28日
-
農業IoTの通信インフラ整備へ 自治体や土地改良区と連携 farmo2024年11月28日
-
山梨県産フルーツ活用「やまなしスイーツコンテスト2024」初開催 山梨県2024年11月28日
-
価格高騰中の長ねぎ カットされる青い部分を商品化で大ヒット Oisix2024年11月28日
-
「幻の卵屋さん」京都駅に初出店 日本たまごかけごはん研究所2024年11月28日
-
「うまいに、まっすぐ。新潟県フェア」開催 県産農林水産物の魅力を体験 新潟県2024年11月28日
-
【役員人事】朝日アグリア(12月1日付)2024年11月28日