50年前のトラクターもスマート農業ギアに 後付け自動操舵システム販売開始 セキド2021年8月19日
株式会社セキドは、スマート農業の発展のため、低コストで高精度に農業機械を自動化する「FJD農機自動操舵システム」の販売を開始。すでに使用中のトラクターや田植え機などの農業機械に追加できる後付けシステムで、国内外メーカーの新旧機種に対応しており、すでに世界各国で 3万台以上が導入されている。
「FJD農機自動操舵システム」は、FJDynamics社が開発した農業機械用後付け自動操舵システム。RTK-GNSS方式の測位システムと自社開発の高精度ステアリングモーターにより、低コストでありながら業界最高水準の誤差 ±2.5cmの操作精度を実現する。
同社は、スマート農業の普及を進めるため、2020年から本格的にDJI製農薬散布ドローンの取扱いを強化しており、自動操縦・自動操舵に欠かせない測位システム「ネットワークRTK」や関連するアプリケーションについての知見もある。今回の「FJD農機自動操舵システム」は、すでに農薬散布ドローンを導入した先端農業従事者の要望にも合うもので、耕起・作付け・防除・収穫などより多くの作業に対応するスマート農業を幅広く提案するために取り扱いを始めた。
システムの取り付け工事から納品時の製品説明まで専門業者が対応し、初めてのスマート農業導入をサポートする。「FJD農機自動操舵システム」は、本体基本価格が80万円(税別)、取付/サポート手数料費用は10万円から。
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