農業水利施設など点検労力を削減 無人航空機による施設点検手法の手引き作成 農研機構2021年8月27日
農研機構は、農業水利施設や海岸保全施設の点検を効率的に行うため、ドローンなどの無人航空機を活用した点検手法を開発。現場技術者が無人航空機を活用して点検を行うための手引きを作成し、公開した。
実証試験に利用したUAV(計測型)
インフラの老朽化判断には点検が重要だが、費用と人材が限られているため効率的な点検手法が求められている。農研機構は、農業水利施設や海岸保全施設の点検を効率化するため、国際航業と共同で無人航空機(UAV)を活用した点検手法を開発。これまでに現地実証試験を行い、開発した点検手法の手引きを作成した。
手引きは、農業用ダム、頭首工、用排水機場、開水路などの農業水利施設と海岸保全施設の合計16か所を対象に行った老朽化判断の実証試験をケーススタディとして整理。現場技術者が具体的かつ効率的に施設の点検が行えるよう取りまとめた。同手引きは、農研機構のウェブページから無料でダウンロードできる。
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