人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
FMCベリマークSC:(SP)ヘッダー
20241106 ヨーバル pc
日本曹達 231012 SP

加工用トマト産地拡大へ JAいわみざわ、カゴメ、ヤンマーアグリが連携協定を締結2021年9月3日

一覧へ

ヤンマーアグリジャパンとJAいわみざわ、カゴメは9月2日、同JA管内における加工用トマト産地の拡大推進を目的に連携協定を締結した。3者の連携により加工用トマトの産地拡大をさらに推進し、地域農業の振興と発展への貢献をめざす。

締結式に出席したカゴメの橋本隆専務、JAいわみざわの引頭一宏組合長、ヤンマーアグリジャパン北海道支社の小野哲也支社長(左から)締結式に出席したカゴメの橋本隆専務、JAいわみざわの引頭一宏組合長、
ヤンマーアグリジャパン北海道支社の小野哲也支社長(左から)

カゴメは、トマトジュースなど主に野菜飲料の原料としてトマトを利用している。現在、国内加工用トマトの面積は276ヘクタールで、産地は関東が中心だが、年々、東北と北海道の構成比が拡大している。加工用トマトの栽培で最も重労働なのが「収穫作業」。カゴメは国産加工用トマト収穫機をヤンマーグループと共同開発し機械収穫を特に北海道と東北で進めている。

今回の協定は、JAいわみざわでの加工用トマトの産地拡大と地域農業の振興と発展に貢献することをめざし、2025年までにJAいわみざわ管内の加工トマト栽培面積を2021年比で約3倍となる30ヘクタールに拡大することを目標に掲げている。その手段として、JAいわみざわの農業基盤の活用し、岩見沢に合わせた栽培体系を確立。産地集約により、収穫機の運用と輸送の効率化を図る。

3者の役割として、JAいわみざわは、管内における栽培面積の拡大するため新規生産者獲得や規模拡大に努め、スマート農業、潅水設備、空知型輪作体系への組込みなど岩見沢の産地基盤に合わせた栽培技術の確立する。また、収穫・出荷スケジュールの管理を担う。

カゴメは、加工用トマトの安定的な購入と、北海道農業の課題解決につながる品種の開発と導入。同社は今年から、北海道の重要病害であるジャガイモシストセンチュウに抵抗性のある品種「KGM191」を全面導入し、ジャガイモシストセンチュウの拡大防止に努めている。また、基本技術に基づく栽培指導や収穫機・収穫コンテナの貸与、収穫したトマトの本州への輸送などを手がける。

ヤンマーアグリジャパンは、北海道支社の岩見沢支店が中心となりサービス担当チームの設置し、収穫機のメンテナンスなど、農業機械の稼働安定化をサポートする。同社のトマト収穫機「HT1250T」はすでに稼働しており、加工用トマトにおける一連の収穫作業に必要な、拾い上げ・搬送・揺動分離・選別の4工程が1台で可能。10アールを約3~5時間で収穫でき、作業時間の短縮や効率化を実現し、ほ場条件や作業者のペースに合わせて速度を調整できる。

今後は、同協定の事例を水平展開することで、北海道全体での産地拡大もめざしており、ホクレンとも連携して取り組んでいく。

ヤンマー製トマト収穫機「HT1250T」による収穫の様子ヤンマー製トマト収穫機「HT1250T」による収穫の様子

重要な記事

241025・東芝ライテック:右上長方形SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る