大型園芸施設で活用 やしがら培土の大玉トマト栽培事例を公開 ココカラ2021年9月8日
ココカラ合同会社は、大玉トマトを栽培するイオンアグリ創造の埼玉久喜農場で採用されている同社の施設園芸向けやしがら培土「2kgブロック」について、使用感や現場でのオペレーションの変化について事例を同社ホームページで公開した。
施設園芸向けやしがら培土
農業における持続可能性を実現をめざし、施設園芸向け有機培土ココピートの製造販売する同社は、定植後のアフターサポートに力を入れ、生産者とともに品質や安定収量の確保をめざしている。イオンアグリ創造埼玉久喜農場では、革新的技術や栽培マネジメントによる改善だけではなく、堆肥化から再活用まで一連のサイクルで、有機やしがら培土製品の再利用を実現している。
ココカラは、製品の特性により6段階に分けられたココピートを独自のブレンド技術により提供し、完成製品をひとつひとつECと湿度などをチェック。また、30分単位でロット管理を行い、1時間毎に完成した製品からランダムに2つ取り出し、1つは実際水を入れて、水分率、膨張のスピード、膨張比率、PH、ECなどの品質をチェックしている。設定した品質基準より1%でも違いがある場合、その時間帯に製造されたロットは全て外すほか、ゴミや土、砂などの異物混入率は平均的水準を下回る3%以下を保つよう独自の管理基準を設けている。ココピートは、熟成度別に長期保管し、綿密な栽培マネジメントが必要な大型栽培への安定供給に対応している。
イオンアグリ創造埼玉久喜農場で栽培されているトマト
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