根菜の泥汚れをすっきりやさしく洗い流す「二流体根菜洗浄機」新発売 AZx2021年10月8日
株式会社AZx(エイザックス)は10月29日、新開発の二流体洗浄方式のより根菜の泥汚れを落とす「二流体根菜洗浄機」を発売する。
二流体根菜洗浄機
同社はこれまで、二流体方式による洗浄技術の開発を進める中で、根菜類は泥汚れが落ちにくく、従来式の機械では洗い残しがあったり、野菜や根菜の表皮に傷が付いてしまうなど農家から悩みを聞いてきた。そこで、農業支援設備の第1弾製品として、野菜を傷つけずに頑固な泥汚れをしっかりと落とす「二流体根菜洗浄機」を開発した。
「二流体根菜洗浄機」は、特許取得済みの水中ジェットノズルにより発生した気泡を含んだ勢いのある水流が、野菜の複雑な凹凸に届き、こびりついた土を丁寧に洗い流す。野菜同士をこすり合わせて汚れを落とす「水中ともずり方式」により、水がクッションとなるため衝突が和らぎ、野菜に傷がつきにくい。
野菜を洗うための水は水槽からポンプ、水中ジェットノズルへと循環。水をかけ流す必要がなく節水できる。また、浮遊した異物は特許取得のろ過構造がしっかりキャッチし、水の交換回数も少なく済む。さらに、仕上げ洗いを行う高圧ミスト洗浄ガンや、野菜を乾燥させる高圧エアブローなどのオプションを利用すれば、出荷作業にかかる手間や時間を削減できる。対象となる洗浄物は、キクイモ、生姜、ヤーコン、アピオス、ヤマトイモなど洗浄が難しい根菜類。オープン価格。
同製品は10月13日から10月15日まで幕張メッセにて開かれる「第11回農業Week」に参考出展される。
洗浄工程
重要な記事
最新の記事
-
花業界の年末商戦は松市(まついち)からスタート【花づくりの現場から 宇田明】第48回2024年11月28日
-
【TAC部門】優秀賞 一流の経営者に俺はなる JAしまね 大國満瑠氏2024年11月28日
-
【TAC部門】全農会長賞 「京おくら」産地化へ~ゼロからのスタート JA京都中央 佐藤聖也氏2024年11月28日
-
「古川モデル」子実トウモロコシから水田輪作へ JA古川、3年間の実証実験総括 農研機構東北農業研究センターの篠遠善哉主任研究員2024年11月28日
-
鳥インフル 米ノースダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月28日
-
毎週の各国との電話会議・閣僚会合の現地での反対運動【近藤康男・TPPから見える風景】2024年11月28日
-
三島伝統のたくあん漬けや大根料理を堪能「三嶋大根祭り」開催 JAふじ伊豆2024年11月28日
-
9年連続の就任 コリラックマ「とちぎのいちご大使」に任命 JA全農とちぎ2024年11月28日
-
「ちょっといい日に和牛を食べようキャンペーン」開催 JAタウン2024年11月28日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2024年11月28日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ストロビーフロアブル」 日本曹達2024年11月28日
-
農業IoTの通信インフラ整備へ 自治体や土地改良区と連携 farmo2024年11月28日
-
山梨県産フルーツ活用「やまなしスイーツコンテスト2024」初開催 山梨県2024年11月28日
-
価格高騰中の長ねぎ カットされる青い部分を商品化で大ヒット Oisix2024年11月28日
-
「幻の卵屋さん」京都駅に初出店 日本たまごかけごはん研究所2024年11月28日
-
「うまいに、まっすぐ。新潟県フェア」開催 県産農林水産物の魅力を体験 新潟県2024年11月28日
-
【役員人事】朝日アグリア(12月1日付)2024年11月28日
-
農福連携で胡蝶蘭を生産するAlonAlon 生花販売アットアールとタッグ2024年11月28日
-
作物に合わせて選べる生分解性マルチフィルム「エコビオワン」シリーズ発売 渡辺パイプ2024年11月28日
-
埼玉県「スマート農業実演・展示会」開催 参加者募集2024年11月28日