日本初のフレーク状やしがら培土「コイアフレーク」来春から販売開始 ココカラ2021年11月2日
施設園芸向けやしがら培土を製造販売するココカラ合同会社は2022年4月、広島県広島市での製造・加工拠点の本格稼働を開始する。
同社の施設園芸向けのやしがら培土「コイアピット」は、オーダーメイドで自社インドR&D拠点で製造、日本や海外向けに配送している。新たに開設する広島拠点では、コイアピットの一部製造・保管するほか、納期期間の短縮につなげる。
通常、イチゴの高設栽培では、栽培槽(ベンチ)に合わせてサイズや容量をカスタマイズしたココカラのやしがら培土「コイアピット」製品を使い、設置の際は、水を溜めた別の場所での膨潤工程を踏み、ベンチへ設置する作業がある。これに対し、フレーク状のコイアピット「コイアフレーク」の場合は、手で簡単に崩すことができ、膨潤も容易。特に、培地量が少ない小規模ないちご生産者向けにも利便性が高い資材で、環境に優しい有機やしがら培土における、国内での利用拡大が期待できる。また、「コイアフレーク」は、園芸用土の品質向上など、農業における様々なシーンでフレキシブルな使途が想定されるため、30リットルサイズでの簡易包装での販売を予定している。
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