今日からスマート農業 自動操舵に特化したエントリーモデル発売 トプコン2021年11月2日
株式会社トプコンは11月1日、日本国内でのスマート農業の更なる普及をめざし、小型7インチディスプレイの自動操舵専用のエントリーモデル「XD/AGS-2-SET」を発売した。
7インチXDコンソールシステム『XD/AGS-2-SET』構成
「XD/AGS-2-SET」は、自動操舵機能に特化したシンプルなモデル。従来の自動操舵システムから「自動操舵」のみへと機能を絞りシステム導入に必要な機器をキット化することで、求めやすい価格帯に設定した。従来の自動操舵システムからハンドル操作に関わらないISOBUSや作業機械の制御などの機能を削り、自動操舵システムの導入を検討している人や、2、3セット目を検討している人におすすめ。
同社はこれまで複数の機械で使い回しが可能なX25(8.4インチ)、X35(12.1インチ)の後付け自動操舵システムで日本のスマート農業の普及を推進してきたが、普及を加速するためエントリーモデルを投入。複数の機械で使い回しが可能で1台で多くの作業に活用できる。
また、「XD/AGS-2-SET」の発売と同時に既存ラインアップの機能向上をはかり、新たなGNSS受信機「AGS-2」、オペレーションソフト「HORIZON5」を発売。従来受信機のGPS(米国)、GLONASS(ロシア)に加え、みちびき(日本)、Galileo(EU)、Beidou(中華人民共和国)からの衛星信号が受信でき、受信衛星が増えることで、山間部の農地や、建物、木の陰など受信環境が悪い場所でも安定した作業が可能となる。価格はオープン。
<7インチXDコンソールシステム『XD/AGS-2-SET』に含まれる機器>
・『XDコンソール』(7インチ)
トラクター操作の邪魔にならない小型で見やすいディスプレイ
・『AGS-2』(GNSS受信機)
GNSS多衛星受信に対応。自動操舵を活用できる範囲が拡大
・『AES-35』(モーター内蔵ハンドル)
自動操舵運転を可能とする電動ステアリング
・『ホイールアングルセンサー』
0.1km/hの超低速な作業でも安定した自動操舵運転が可能
新GNSS受信機-AGS-2
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