がん治療用ウイルスG47Δ製剤「デリタクト」新発売 デンカ2021年11月4日
デンカは11月1日、東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授と商用製造工程の開発を進めてきたがん治療用ウイルスG47Δ製剤で製品名「デリタクト」(一般名:テセルパツレブ)を、第一三共から国内で発売。デンカは、第一三共から委託を受けて製造し、10月に出荷を始めた。
「デリタクト」は、がん治療用ウイルスG47Δ製剤で、悪性神経膠腫を対象として世界で初めて承認されたがん治療用ウイルス製剤で生きたウイルスそのものを製剤化したもの。製造には大規模なウイルス培養技術や特殊な試験技術の確立が必要となり、長年にわたりウイルス感染症ワクチンとウイルス検査試薬の開発・製造を行ってきた同社の技術やノウハウが活かされている。同社は、商用製剤供給を通じて、アンメット・メディカル・ニーズ(未だに有効な治療法がない医療ニーズ)が高い悪性神経膠腫における新たな治療の選択肢を提供する。
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