完全人工光オートメーション植物工場「AN」のクレオテクノロジー 1億円を調達2021年11月10日
新機構の完全人工光オートメーション植物工場「新型水光栽培システムAN」(AN)を提供する株式会社クレオテクノロジー(埼玉県東松山市)は、食の未来ファンドを運営するkemuri ventures、東松山ファンドを運営するPE&HRなど複数の投資家から第三者割当増資と、過去の資本性ローンや公的助成金を含め、累計約1億円の資金調達を完了した。
「AN」内部構造
クレオテクノロジーは、葉物野菜の養液栽培を長年行ってきた経験を活かし、現場の視点で従来の植物工場とは異なる画期的な新機構「AN」を開発。従来型の植物工場の1/3の人員で運用でき、電力使用量も従来型の70%以下と、生産コストを劇的に低下する全自動型の植物工場を実現した。その植物工場で生産されたレタスは、露地栽培のレタスと比べても遜色のない300グラムを超える大型・高品質なレタスで、有名飲食店などで採用されている。
チップバーンのない高品質で大きなレタスの栽培が可能
現在、事業パートナーの三菱ケミカル・アクアソリューションズと共同で事業を推進しており、大手外食チェーン、大手コンビニチェーン、野菜仲卸業者、カット野菜工場などの業務用に最適なレタスが栽培可能なを提供している。
今回の資金調達で、より栽培の省力化を実現する自動化機構「AN」を開発。また、異常気象による葉物野菜の高騰や供給不足などに対応するシステムを供給できる経営体制と事業拡大への強化を進める。
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