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濃い赤色で八重咲き ジニア新品種『プロフュージョンダブルレッド』発売 サカタのタネ2021年11月17日

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サカタのタネは、世界的ロングセラーのジニア「プロフュージョン」シリーズの新品種として、『プロフュージョンダブルレッド』の種子を発売する。

「プロフュージョン」 シリーズの新品種『プロフュージョン ダブルレッド』「プロフュージョン」 シリーズの新品種『プロフュージョン ダブルレッド』

「プロフュージョン」シリーズは、1999年にジニアの種間雑種として同社が世界で初めて商品化した花壇、鉢物用の草花。発売以来ジニアの定番品種として世界中で親しまれている。

『プロフュージョンダブルレッド』は、八重咲きで濃い赤の花色を持つ品種。ジニアでは赤系は需要の高い花色で、そのカテゴリーの中にはオレンジがかった赤のスカーレットや、濃いピンクのチェリーなどがある。中でも濃い赤色は需要が高く、特に種間雑種のジニアでは開発の難しい色。同社は長年にわたる育種により花色の改良を重ね、今回、種間雑種の八重咲きジニアでは世界で初めて濃い赤の花色を持つ品種を開発した。

同品種は世界2大花き品評会とされるヨーロッパのフロロセレクトで、「種間雑種の八重咲きのジニアでは初の、安定した濃い赤の花色を持つ品種」と評価。2022年の入賞品種として2020年に発表される「Novelty」を獲得した。

また、『プロフュージョンダブルレッド』は、鮮やかな花色であることに加え、シリーズの中では花が大きく華やかで目を引く品種。従来、種間雑種のジニアで、赤色の品種は高温や低日照条件下で花色が淡くなりやすい性質があったが、『同ダブルレッド』は、濃い赤色を安定して保ちやすいことも特徴。

『プロフュージョンダブルレッド』の希望小売価格は、生産者向けの種子は1袋1000粒入り6160円。全国の種苗店、JAなどを通じて2022年2月上旬から販売。また、園芸愛好家向けの種子は同社直営店ガーデンセンター横浜とオンラインショップを含む同社通信販売で限定販売。ガーデンセンター横浜では2022年1月上旬から販売。通信販売では11月下旬から受注し、12月下旬から順次発送する。価格は1袋約10粒入り220円。価格はいずれも税込。

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