「日本の農業」輸出事業推進へ 海外勤務候補生を募集 唐沢農機サービス2021年11月18日
唐沢農機サービスは、アフリカの貧困・飢餓の問題解決に貢献するため、アフリカへの「日本の農業」輸出プロジェクトを実施。今後の事業推進のため、海外勤務候補生の募集を開始した。
同社は、アフリカの人口増加に伴い問題視されている食料需給の問題を日本の農機具や技術の輸出によって解決するため、過去2回アフリカケニアへ農機具を輸出するプロジェクトを実施した。9月に行なった第2回目のプロジェクトで、アフリカケニア初となる「田植えの機械化」は、ケニアの全国紙の新聞に掲載されるなど地元メディアも注目。食料需給の観点からも農業の機械化ニーズの強さと有効性を確認した。
また、10月には現地農業従事者への融資面でのサポート体制強化を目的とした業務連携も実現し、より多くの農業従事者が農機を使って農作業ができる環境整備を推進。アフリカでの農業文化の発展による新たな職の創出、飢餓・貧困問題の解決にも貢献をめざしている。
同社は、今後の海外事業を担うスタッフを育成するために、必要なスキルを習得できる充実した育成プランを計画。海外勤務候補生として入社後は、農業の基本を身に付けるため、農業用機械の修理、メンテナンスサポート、新品・中古農業用機械の販売などの農機事業部の業務を習得する。同時に米の作付、育成、収穫などの一連の作業内容も理解に努める。
海外事業の経験の有無は関係なく応募できる。申し込みは、同社採用システムwaitから。登録後、「海外勤務候補生希望」とメッセージを送信すると申し込み完了となる。
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