「ピンポイントタイム散布」サービスの提供開始 オプティム2021年12月1日
AI・IoT・ビッグデータプラットフォームを手がけるオプティムは、圃場別デジタル解析による適期防除が可能な「ピンポイントタイム散布」サービスの提供を開始。生育予測技術や病害虫発生予察技術とドローン防除の知見を組み合わせた「ピンポイントタイム散布」サービスにより、最小限の農薬で最大の防除効果の実現をめざす。
同社は、病害虫が検知された箇所に農薬を散布する「ピンポイント農薬散布」や、追肥が必要な箇所のみに必要な量の追肥をおこなう「ピンポイント施肥」を展開。その中で、現場の生産者から無人ヘリなどの共同防除で適期に農薬を撒けていないという課題があがっていた。そこで、生育予測技術と病害虫発生予察技術による防除の適期判定と、ドローンパイロットシェアリングサービス「DRONE CONNECT」の「ドローン農薬散布防除サービス」を通して培った散布ノウハウを組み合わせ、「ピンポイントタイム散布」サービスの提供を始める。
「ピンポイントタイム散布」サービスは、「ピンポイント農薬散布」、「ピンポイント施肥」と並ぶ、「ピンポイント散布シリーズ」の新たな取り組み。同じ効果をより少ない農薬散布頻度によって実現することで、環境負荷軽減につなげる。
「ピンポイントタイム散布」サービスの提供範囲は日本全国で、平地でも中山間地でも対応可能。対応面積は10ヘクタールから上限はなく、個人生産者だけでなく、地域全域などの大規模散布にも対応。現在、サービス開始を記念して、2021年内に相談すると、1ヘクタールあたり1万5400円(税込)からの作業費で利用できる。また、2022年実施の「ピンポイントタイム散布」サービスの依頼受付を開始。以下の問い合わせフォーム、または(電話)050-1741-7673で問合せを。
「ピンポイントタイム散布」サービス
◎散布サービス概要
対応可能エリア:離島などを除き、日本全国
申込み対象: JA、農業共済、自治体などの団体、営農組織、個人生産者
対象作物: ドローンでの薬剤散布が可能な作物であれば対応可能
対応可能面積:10ha以上、上限なし
料金:2021年内の相談に限り、1haあたり1万4000円~
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日