ケーブルテレビと連携 低価格で地域の農業・防災のスマート化を加速 farmo2021年12月13日
スマート農業に特化したITベンチャー企業のfarmo(栃木県宇都宮)は、ケーブルテレビ(CATV)とLPWAの通信インフラ整備とLPWA通信網を活用した地域課題解決型のIoTビジネス構築を支援し、12月20日からサービスの展開を始める。
farmoゲートウェイ
農業の生産性向上、気候変動による水害、スマートシティ推進によるまちづくり、産業・教育など、地域に存在する様々な地域の課題を解決する手段として同社は、5つのプランを提案する。具体的には、(1)LPWAによるIoT通信インフラの構築、(2)農業、一次産業、防災向けIoT製品の提供、(3)IoT製品を活用したクラウドサービスの提供、(4)DXの時代に向けたデータビジネスの構築、(5)自社コンテンツ強化のためのデータ・API提供の5つで、CATVと地域LPWAのインフラを整備し、IoTを中心としたサービスを展開。CATV側には通信インフラの整備を、farmo側は通信設備の提供を行う。
クラウド型管理システム
CATVが整備を進める地域BWA(地域事業者が提供する広帯域の無線電気通信システム)とfarmoが提供するLPWA通信システムをつなぎ、地域IoTサービスの拡充、普及推進を図る。また、通信費の無料化を実現。LPWA通信でデータを基地局に集約することで、製品1台1台にかかる通信コストを無くし、基地局で発生する通信料金(SIM代)を最小限に抑えてfarmoで負担する。これにより製品にかかる通信料を無料とし、スマート農業の普及拡大が進んでいる。
導入と事業展開
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