スマートフォン用アプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」に機能追加 日本農薬2022年1月18日
日本農薬は、2020年4月から配信中のスマートフォン用アプリケーション「レイミーのAI病害虫雑草診断」に、新たな機能として「圃場管理」と「言語選択」を追加した。
「圃場管理」は、ほ場を登録することで、ほ場毎の診断結果の分析や日報を記録することができる機能で、利用者の防除計画立案に役立つ。また、「言語選択」は日本語以外を母国語とする外国人技能実習生などが同アプリを使えるようになることと、将来的に海外展開を視野に入れて追加した機能。現在は英語に対応しており、今後、ヒンディー語、中国語など各種言語への対応も計画している。言語選択は同アプリのホーム画面の「設定」からできる。
同アプリは、日本農薬とNTTデータCCSが共同で開発したスマートフォン用の防除支援ツール。AIが作物や田畑に発生する病害虫や雑草を写真から診断し、表示された候補から利用者が選択した防除対象に有効な薬剤情報を提供する。iOS、Androidに対応しており、ダウンロード・利用共に無料。また、日本国内の農薬に関しては、同社製品に加え、スマート農業普及のために連携している日産化学、日本曹達、三井化学アグロの3社が販売する製品の情報を提供している。
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