装着型アシストスーツの性能表示項目の標準化へ ASBドキュメントを公開 イノフィス2022年1月24日
イノフィスは、日本知財標準事務所（JIPS）が提供する「JIPS-Advanced Standardbox」（JIPS-ASB）を利用して、アシストスーツの性能表示に関するASBドキュメントを作成・公開した。
マッスルスーツ Every
イノフィスは、介護、農作業、製造業、物流などの現場で作業者の身体の負担を軽減する装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」を開発・販売。装着型アシストスーツはこれまでにない新しい製品群で、ユーザーが購入に際して比較検討する際の性能表示の項目および内容が十分に標準化されていないため、比較検討する際にユーザーが混乱し、結果的に装着型アシストスーツの導入をためらう状況がある。
そこでイノフィスは、自社・他社製品を問わず、装着型アシストスーツを広く普及させるため、ユーザー視点で性能表示の項目および内容を標準化。装着型アシストスーツの健全な市場発展と、JIS などの公的規格の必要性について議論が深まることを期待し、JIPSにアシストスーツの性能表示に関する「ASBドキュメント」の作成を提案・委託した。
「ASBドキュメント」は、JIPSが提供する標準化へ向けた議論プラットフォームサービスで、JIPS-ASBにおいて関係者が議論を行なった結果を文書化したもの。将来の規格化へ向けた提言を含むドキュメントとなる。
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