「エンジニア・ドリブン」にシフト オンライン採用イベント参加者募集 アグリスト2022年1月27日
農業の自動収穫ロボットを手がけるアグリストは設立3年目を迎え、「エンジニア・ファースト」企業へシフトチェンジ。世界に通用する品質を目指し、よりエンジニア目線で迅速かつ本質的な意思決定を進める。また、2月17日に実施するオンライン採用イベントの参加者を募集している。
アグリストは、宮崎県新富町から「100年先も持続可能な農業を実現する」をビジョンに掲げ、自動収穫ロボットなどの開発を通じて、収穫の人手不足など農業の課題解決に挑んでいる。開発を手掛けているピーマンの自動収穫ロボット「L」(エル)は、発売開始を今秋に控え、初期費用150万円からと比較的安価で導入しやすい。「収穫開始」ボタンを押すだけで、ワイヤー吊り下げ式でビニールハウス内をロボットが巡回、AIとセンサーで実の大きさを判定し収穫。一定量以上収穫したら、溜めたピーマンをコンテナに放出し、再び収穫して回る。
同社は、設立3年目となる2022年を迎え、エンジニアが主導する企業にシフトチェンジすることで、エンジニアの知見や感覚を生かした、スピード感のある開発により注力。将来的には収穫ロボットで取得したデータを活用した生育調査なども視野に入れ、世界的にも通用する農業ロボットへの進化を目指す。また、「エンジニア・ファースト」のポリシーのもと、エンジニア採用を強化する。
同社は社員の6割以上がエンジニア。ロボットをつくるには、機械設計、電子回路、ソフトウェア開発と幅広い知識や経験が必要となるため、高専ロボコン出身のスペシャリストから自動車、ロボット、エンジン機構設計まで多種多様なエンジニアがチームで開発している。
2月17日には農業の課題解決やロボット開発、地方移住に関心のある人に向けて、「AREX Vol.1~ロボット作りたい人、この指とまれ!~と題してエンジニアたちがロボット開発への思いやリアルを語るオンラインイベントを開催。同社が目指す未来を伝えるとともに、スペシャリストたちがアグリストへの参画を決めた理由や移住のリアルと本音、ロボット開発への思いなどを語る。開催時間は20〜20時30分。
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