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欧州でポリアミドとポリフタルアミドの販売を拡大 BASF2022年2月15日

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ドイツの総合化学メーカーBASFはSolvay(ソルベイ)のポリアミド事業の一部として買収したポリアミド(PA)およびポリフタルアミド (PPA)グレードの欧州での販売を、2022年2月1日から開始した。

PAやPPAグレードなどのエンジニアリングプラスチックは、これまでTechnyl(テクニール)として販売されていたが、今後、BASFのブランド名であるUltramid (ウルトラミッド)として、販売を継続する。PA66グレードおよびPA66/6TをベースにしたPPAであるUltramid One J(ウルトラミッド ワンジェイ)を含む幅広いプラスチック製品のラインアップにより、コネクターや回路遮断器などの電気・電子用途、家庭用電化製品、自動運転やe-モビリティなど、あらゆる業界でユーザーをサポートする。

欧州委員会は一定の条件のもとで、Solvayのポリアミド事業の買収を承認しており、この条件のもと、BASFは、アジア、北米、南米の成長市場でエンジニアリングプラスチックの販売を開始していた。今回、上記条件の期限が満了したため、これらのグレードを欧州でも販売することになった。

Ultramid One Jは、BASFが2016年かUltramid Advanced(ウルトラミッドアドバンスト)のブランド名で販売してきたPPAポートフォリオに統合され、BASFのポリアミドとPPAのグレードを拡充する。この高機能プラスチックは、湿度環境や高温下で卓越した機械的特性および誘電特性を備え、低吸水性により優れた寸法安定性も有している。Ultramid One Jは、オレンジやグレーだけでなく、白地の色調にも着色できるため、コンポーネントの色やデザインの範囲を広げる。さらに、非常に高い流動性により、電気的に保護された小型で複雑な部品の製造に最適。また、優れたRTI(Relative Thermal Index、相対温度指数)およびGWIT(Glow Wire IgnitionTemperature、グローワイヤ着火温度)値がULイエローカードによって認定されており、難燃剤には非ハロゲン系が使用されている。

2017年9月、BASFはSolvayのポリアミド事業を買収する契約を締結した。欧州委員会は2019年1月にSolvayのポリアミド66製造工場を欧州で売却するなど、一定の条件のもとで買収を承認し、BASFは2020年1月31日にポリアミド事業の買収を完了した。主要原料であるアジポニトリル (ADN) からの一貫生産により、BASFはポリアミド66のバリューチェーン全体を強化し、供給信頼性を向上させている。

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