「AgriBus-NAVI」ホクレンRTKシステムに正式対応 農業情報設計社2022年3月11日
農業情報設計社（北海道帯広市）が提供する「AgriBus-NAVI」は、3月11日のアップデートにより配信されたバージョンで、ホクレンが提供する「ホクレンRTKシステム」から送信された補正情報を受信できるようになった。
ICT農業の普及が急速に進む中、同社が提供するトラクター用GNSSガイダンスアプリ「AgriBus-NAVI」や自動操舵を実現する「AgriBus-AutoSteer」などを活用するには、インフラ網であるRTK基地局の整備は急務となっている。
特に、北海道地区では、ホクレンによるRTK基地局の整備が進んでおり、AgriBusシリーズの利用者からも、接続対応への要望が高かった。そこで、2021年から「ホクレンRTKシステム」とAgriBusシリーズ製品との接続試験を実施してきたが、このほど、基準クリアの結果を受け、正式に対応できるようになった。
ホクレンRTKシステムの利用者は、「AgriBus-NAVI」アプリの補正情報の受信設定で「ホクレンRTK」の項目を選択し、契約のユーザーID、パスワード、地域で受信できる配信元のポート番号を入力することで、「ホクレンRTKシステム」に接続できるようになる。
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