「アグリノート」サービス開始10周年で登録ほ場数60万を突破 ウォーターセル2022年3月16日
ウォーターセル株式会社の営農支援ツール「アグリノート」は3月12日、サービス提供開始から10周年を迎え、2月末時点で利用組織数が1万2000、登録ほ場数は60万を超えた。
アグリノート利用ユーザーによるほ場数推移
同社は、2012年3月12日に営農支援サービス「アグリノート」を公開。登録ほ場数は、利用組織数の増加に比例し、「アグリノート」への登録圃場数も右肩上がりで増え、特に直近2年は増加傾向が顕著に表れ、2020年3月に20万ほ場を突破してから2年間で3倍に増えている。ほ場登録数増加の背景には、ユーザー数の増加と一生産者の管理するほ場数の増加があると考えられる。
アグリノート 利用ユーザーの作物分布
近年は水稲の比率が増加傾向で、その理由として、2020年10月にサービスを開始した新サービス「アグリノート米市場」の影響が考えられる。播種前から収穫前の米をオンライン上で事前に売買契約できる新しいマーケットである「アグリノート米市場」に対する生産者からの注目は高まっており、「アグリノート米市場」の利用をきっかけに「アグリノート」をはじめた人が増えたとみられる。
同社は今夏に、生産者の記録を様々な関係者と共有する「アグリノートマネージャー」の公開を予定している。
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