「東京8」が有機JAS認定資材に登録 有機ほ場で利用可能に 太陽油化2022年4月20日
株式会社太陽油化は、微生物製剤「東京8」の有機JAS認定資材登録が4月8日に完了したことを公表。国内の有機ほ場で「東京8」を利用できるようになった。
「東京8」は、遅効性の有機肥料と相性がよく、多くの農家で評価されている。特徴は、経口毒性検査や皮膚パッチテストにより、安全性が担保されており無害であること。また、刺激臭、腐敗臭もなく、様々な作物や土壌に対応可能。葉物野菜、実の野菜、根菜、果実などさまざまな作物に対応し、特に育苗期の効果は大きい。使い方はシンプルで、通常の灌水に毎月、基準量の「東京8」を加えるだけで、特別な装置や防護服は必要なく、いつもの設備を使える。
有機JAS認定資材登録となった「東京8」
「東京8」は、太陽油化の工場で、東京都23区内で発生した汚泥を浄化する過程で生まれ、植物活性剤として野菜の生産に効果を発揮。「東京8」で栽培された野菜は、飲食店や食品加工工場で加工・消費され、そこから排出される汚泥はまた太陽油化へ搬入される。
同社は、この一連の流れを"サーキュラーエコノミー"として、SDGsの目標達成につながるとしている。価格は、10リットルで1万円(税別)。
なお、有機JAS認定資材の登録主は同社グループのソルテラ農園。
重要な記事
最新の記事
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日
-
「JAサイネージ」 JA本店や金融店舗の情報発信にも利用拡大 あぐラボ2024年7月18日
-
【人事異動】JA全国共済会 新会長に坂本富雄JA埼玉県中央会会長(7月18日)2024年7月18日
-
スマホでより便利に「石川県Aコープ(ジャコム石川)アプリ」提供開始2024年7月18日