「ピエナ」シリーズに新色『ライラックピコティー』追加 サカタのタネ2022年4月27日
サカタのタネは、ビオラ「ピエナ」シリーズに新色『ピエナライラックピコティー』を追加し、6月中旬から種子を順次販売。株がコンパクトにまとまり、株張りのよいビオラの決定版「ピエナ」シリーズは計18品種となる。
新色の『ピエナライラックピコティー』
『ピエナライラックピコティー』は、ラベンダーピンク色に中心部が白のフェイスカラーで、咲き始めは濃いラベンダーピンク色で咲き進むにつれて淡い色になる変化も楽しめる。
明るい色は秋から春の花壇で人気だが、パンジーやビオラの赤・ピンク系は他の色に比べて育種が難しく、栽培のしやすさと求める花色を併せ持つ品種は少ない。この品種は、愛らしい花色とコンパクトで株張りのよい性質を兼ね備えているため、暑い時期でも栽培しやすく、花壇に植えた後も花を長く楽しめる。
秋花壇のメイン商材であるビオラは、栽培期間がちょうど夏の高温期に当たる。従来のビオラ品種は、高温条件下の栽培では株が徒長する、花が小さくなりやすい、株が貧弱になるなどの課題があった。「ピエナ」シリーズは、安心して栽培でき、高品質な苗を生産できると2015年の発売当初から評価が高い。
徒長しにくい性質は、わい化剤の使用の削減に寄与し、作業性の向上や環境への貢献も期待できる。『ピエナライラックピコティー』の生産者向け規格の希望小売価格は、プライマックス種子1袋1000粒、3520円。いずれも税込。全国のJA、種苗店を通じて6月中旬から販売。サカタのタネガーデンセンター横浜とオンラインショップを含む通信販売での販売価格は、1袋約20粒、220円(税込)で、6月下旬より販売。
ビオラ「ピエナ」作型図
重要な記事
最新の記事
-
「備蓄米放出」とは? 政府備蓄米放出に関する記事まとめ2025年2月13日
-
ミニマム・アクセス米 輸入数量見直し交渉 「あきらめずに努力」江藤農相2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(1)2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(2)2025年2月12日
-
小さなJAでも特色ある事業で安定成長を続ける JAみっかびの実践事例とスマート農業を報告 新世紀JA研究会(3)2025年2月12日
-
求められるコメ管理制度【小松泰信・地方の眼力】2025年2月12日
-
コメの輸出は生産者の理念頼みになってしまうのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年2月12日
-
タイ向け日本産ゆず、きんかんの輸出が解禁 農水省2025年2月12日
-
地元高校生が育てた「とちぎ和牛」を焼き肉レストランで自らPR JA全農とちぎ2025年2月12日
-
変化を目指して交流を促進 JA相模原市とJA佐久浅間が友好JA協定の締結式2025年2月12日
-
カフェコラボ 栃木県産いちご「とちあいか」スイーツを期間限定で JA全農とちぎ2025年2月12日
-
価格転嫁 慎重に検討を 米 生産と流通実態調査必要 日本生協連2025年2月12日
-
2024年度日本酒輸出実績 米・韓・仏など過去最高額 日本酒造組合中央会2025年2月12日
-
「第1回みどり戦略学生チャレンジ」農林水産大臣賞は宮城県農業高校と沖縄高専が受賞2025年2月12日
-
植物の気孔をリアルタイム観察「Stomata Scope」検出モデルを12種類に拡大 Happy Quality2025年2月12日
-
「さつまいも博」とローソンが監修 さつまいもスイーツ2品を発売2025年2月12日
-
「CDP気候変動」初めて最高評価の「Aリスト企業」に選定 カゴメ2025年2月12日
-
旧ユニフォームを水素エネルギーに変換「ケミカルリサイクル」開始 ヤンマー2025年2月12日
-
世界最大級のテクノロジー見本市「CES」にて最新テクノロジーを展示 クボタ2025年2月12日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2025年2月12日