農作業の省力化に 乗用管理機「HV231(C)A」を5月に発売 ヤンマーアグリ2022年4月27日
ヤンマーアグリ株式会社は、農地での高能率・高精度な管理作業を実現する先進技術を搭載した乗用管理機「HV231(C)A」を2022年5月1日に発売する。
乗用管理機「HV231(C)A」
農地集約による作付規模の拡大が進む中、水田作や野菜作をはじめとする様々な作物において、防除・中耕除草・施肥などの管理作業は乗用化が進み、作業の更なる負担軽減や時間短縮が求められている。同社は、散布作業への適応性を拡大させ、高能率・高精度な管理作業を実現するブーム制御などの先進技術を搭載した乗用管理機「HV231(C)A」を発売する。発売日は2022年5月1日。メーカー希望小売価格は330万1100~784万3000円(税込)。
水平シリンダ・減振スプリングとアキュムレータ
「HV231(C)A」は、ほ場の凹凸で機体が傾いても、水平シリンダと減振スプリングにより自動でブームの水平制御を行うことができ、Z仕様は、機体上下方向の衝撃を吸収する衝撃吸収装置(アキュムレータ)を搭載することで、より高い制振効果を発揮し、ブームの振動による散布むらを抑えられる。GV仕様(ブームスプレーヤ標準装備)は、最大散布幅16.5mのブームを装備。最大100L/分の吐出が可能で、効率の良い散布作業を行うことができる。また、容量600Lの薬剤タンクを搭載している。ブームの展開・収納は、ボタン操作ひとつで可能。さらに、前後ホイルベースを従来比で115mm延長し、1620mmのロングホイルベースに設定。前後バランスを確保し、振動が少なく安定した作業が可能。また、タイヤトレッド5仕様は最低地上高を従来比90mm延長し、810mmを確保。稲などの背の高い作物をまたぐ作業でも、作物との接触を防ぎながら、ゆとりをもって散布作業を行うことができ、作物が傷つかないよう、機体下部に鉄板カバーを装着している。
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