畦塗りも自動化 99万円からの後付け自動操舵システムを販売 トミタモータース2022年5月24日
セキドの代理店でトミタモータース(埼玉県久喜市)は、様々な農業機械に追加して高精度な自動操舵を可能にする「FJD農機自動操舵システム」を販売。埼玉県や関東隣県への自動操舵システム導入をサポートしている。
中古トラクターに「FJD農機自動操舵システム」を後付けして実施した畦塗り
畔塗作業は田んぼの貯水機能を維持する大切な作業。丈夫できれいな畦づくりには、畔に対してトラクターを平行にまっすぐ操縦できる高い技術力と、およそ 0.3km/hの低速で長時間操縦する体力を必要とし、オペレーターにとって心身ともに負担の大きな作業となる。
FJD農機自動操舵システムは、FJDynamics社が開発した農業機械用後付け自動操舵システム。これを追加したトラクターは、直進時のハンドル操作を自動化でき、ハンドルを操作することなく真っすぐに走行させることができる。
自動操舵システム取り付け後の車内
FJD農機自動操舵システムの通常時の対応車速は、時速0.7~18kmだが、さらに、別売りのホール型角度センサーを使った超低速モードでは時速 0.1~0.7kmでの走行に対応し、低速作業が必要な畔塗りができる。オペレーターによる操縦と比較して技術や体力を必要とせず、熟練者でなくとも畔塗り作業ができる。
FJD農機自動操舵システムは、RTK-GNSS方式の測位システムと自社開発の高精度ステアリングモーターにより、取付費用込みで99万円~。低コストで業界最高水準の誤差±2.5cmの操作精度を実現する。なお、システム追加に必要な機材は、車外に取り付けるアンテナ類と車内に追加する電動ステアリングハンドル、コントローラー(タブレット端末)、IMU(慣性計測装置)の4点。
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