衛星データで作付け調査・土壌分析など「JAアクセラレーター第4期」に採択 サグリ2022年5月26日
サグリ株式会社(兵庫県丹波市)は、JAグループが公募したオープンイノベーションプログラム「JAアクセラレーター第4期」に採択。5月24日に開かれた最終選考会で、衛星データで作付け調査・土壌分析・農地現況区画形成のデジタル化を通じて、JAグループと日本の農業の未来を共創するという内容を発表し、優秀賞を受賞した。
サグリは2018年6月に兵庫県で創業したスタートアップ企業。2019年にはインド・ベンガルールに子会社を設立し、日印スタートアップハブの第一号案件となった。2021年にはリアルテックファンドなどから総額1.55億円の資金調達を発表。ひょうご神戸スタートアップファンドの第一号案件の出資先となり、同年、東洋経済2021すごいベンチャーに選出されている。農林水産省から農林水産技術等大学発ベンチャーに認定され、近畿経済産業局からJ-Startup-KANSAIに選出。4月には、環境省よりスタートアップ大賞事業構想賞の受賞授与。また、岐阜大学から岐阜大学発ベンチャーに認定された。
JAアクセラレーターは、JAグループが運営するオープンイノベーションプログラム。2019年から2021年の3期を通じて計24企業を採択し、JAグループやJAグループ各団体の取引先等と連携した製品やサービスの実証実験、農業関連メディアを通じたビジネスの宣伝など、JAグループのアセットを活用したプログラムを実施してきた。
第4回は、「食と農、くらしの未来を共創する」をテーマに、「食・農・金融・くらし・地方創生・SDGs」に関わる社会課題の解決に取り組む起業家や事業家を募集したところ、179社の応募があり、最終選考を経て、9社が優秀賞に選ばれた。各スタートアップ企業は今後約5か月間のプログラム期間中に、JAグループ職員による伴走を受けながら、JAグループのアセットやAgVenture Labの施設などを活用して実証実験を行い、ビジネスプランをブラッシュアップしていく。また、プログラム期間中の実証実験の実施にあたって、最大100万円の実証実験費用補助も実施され、スタートアップ企業の成長の加速をサポートされる。
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