脱プラスチックに貢献 卓上省資源トップシール機「SWS-5600e」販売開始 寺岡精工2022年5月31日
寺岡精工は5月30日、スーパーマーケットなど小売店に向けて、計量・トップシール包装と値付をする卓上省資源トップシール機「SWS5600e」の販売を開始。トレーに蓋をするようなトップシール方式の包装でプラスチックの使用量を抑えられる。
卓上省資源トップシール機「SWS-5600e」
4月1日にプラスチック資源循環促進法が施行され、小売店におけるプラスチックの排出抑制がより求められている。しかし、新型コロナウイルスの影響で、スーパーマーケットの店頭では、コロッケなどの惣菜バイキングが廃止され個包装に切り替えられるなど衛生面が強化される一方、プラスチックの使用量を減らさなければならないという難しい状況にある。
精肉のトップシール包装例(バイオマストレー)
同社が開発した卓上省資源トップシール機「SWS-5600e」は、フィルムをトレーの上淵部分に熱溶着で貼り付けるトップシール包装により、トレー底面まで全体を包み込む従来のフィルム包装と比べ、プラスチックフィルムの使用面積は約4分の1(25%)になる。使用重量ベースでは、プラスチックが18%削減される。
作業工程のイメージ
また、サトウキビなどの植物由来のリサイクル素材を使った"バイオマストレー"や、環境対策の一つとして普及が期待される"紙トレー"の使用が可能。これらのトレーを使うことで、石油を原料とする一般的な発泡トレーよりも効果的にプラスチックを削減できる。バイオマストレーによるトップシール包装と、従来の発泡トレーのフィルム包装との比較では、従来よりもプラスチック総使用量を1パックあたり約65%削減できる。
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