"桃とリンゴ"の熟度測定が可能に「おいし果 CD-H240」販売開始 千代田電子工業2022年6月1日
千代田電子工業は6月1日、これまで梨の糖度・熟度測定器として販売していた「おいし果 CD-H240」に、新たに桃とリンゴを測定対象に加え、販売を始める。
おいし果「CD-H240」
「おいし果 CD-H240」は、農研機構との共同研究成果を用いた糖度・熟度測定器。「クロロフィル含有量の測定方法及び果実の熟度判定方法」(農研機構との共同特許出願中)技術を採用し、糖度と熟度を同時測定できる。また、クロロフィル含有量を梨やリンゴの地色カラーチャート値に変換することで、これまで培ってきた収穫判断に合わせた活用もできる。これまでは測定対象が梨のみだったが、トマトなど他の対象の糖度測定もできるようになった。熟度測定に対応しているのは梨、桃、リンゴのみ。
◎「おいし果CD-H240」の特長
1. "見た目や硬さ"では、適熟の判断が難しい果物の熟度測定に対応
表面色では熟度の判断が難しい梨やリンゴ、色や硬さが変わりやすい桃の熟度を簡単に測定できる。
2. "0.5秒"の瞬間測定
どの果物もわずか0.5秒で計測し、瞬時に糖度・熟度を確認できる。
3. 使いやすさの向上
早朝の農場など暗い場所でも測定結果を確認しやすい自照型タッチパネルディスプレイの搭載。無線プリンターの採用により、作業性が格段に向上。
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