米国製造子会社でのトラクタ用作業機器の生産能力を増強 クボタ2022年6月8日
株式会社クボタは、米国にある製造子会社の「Kubota Industrial Equipment Corporation」がトラクタに装着する作業機器の工場を新たに建設すると発表した。
フロントローダを装着したトラクタ
北米では、トラクタに土や牧草などの運搬に使用されるフロントローダや掘削に使用されるバックホー、その他の作業機器を装着して販売されることが多く、特にフロントローダの装着率は9割を超えている。米国では、コロナ禍による郊外移住の加速などを背景としてトラクタの需要が旺盛で、作業機器の需要も拡大している。同子会社では既に作業機器を製造しているが、需要が生産能力を上回っており、今後も底堅い需要が見込まれるとして工場を新たに建設することを決定した。新工場の稼働時期は2024年8月で、既存工場と新工場で作業機器の年間生産能力を10万台から21万台に引き上げ、需要に応えるとしている。
フロントローダとバックホーを装着したトラクタ
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