衛星データで作付け調査を効率化 アプリケーション「デタバ」を発表 サグリ2022年6月17日
サグリは6月16日、JAアクセラレーションプログラムを通じて、衛星データを用いた作付け調査を効率化するアプリケーション「デタバ」のサービスの開始を発表。全国の市町村地域農業再生協議会で、来期以降の導入に向けた無償の実証実験の募集も開始する。
全国市町村地域農業再生協議会は毎年、営農計画書に沿った目視による作付け調査を実施しており、調査業務が負担となっている。同社は、衛星データを用いて作付け調査を効率化するアプリケーション「デタバ」を開発し、調査業務負担の課題解決を実現。今年度は全国市町村地域農業再生協議会に対して無償で提供し、来年度以降の正式導入をめざす。
このアプリケーションは、山口県が推進する「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」の一環で実施した実証実験「衛星・ドローンを活用。農地の作付状況をスマートに把握したい!」の成果で得られた衛星データによる高精度な作物判定モデルが搭載され、判定精度は8割を超えている。令和4年度は、地域農業再生協議会向けに同アプリケーションを活用した作付け調査の効率化のための実証実験を無償で募集。すでに岐阜県下呂市で実証実験の実施で合意している。
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